PRACTICE GUIDE 診療案内
集中治療部(ICU/CCU)

佐賀大学医学部附属病院集中治療部は1983年7月に開設されました。
開設当初は4床で稼動していたもののICU入室患者の増加に対応するため1999年より増床を開始し、現在は個室4床を含めた10床で重症患者の診療にあたっています。
当集中治療部は3名の専従医(内3名は集中治療専門医、内1名は日本感染症専門医・総合内科専門医、内2名はICD)の他に、各専門診療科医師、看護師、臨床工学士、薬剤師、理学療法士などの多くの専門スタッフが従事し、semi-closed方式での運営を行っています。
年間の入室患者数は700名前後になっています。“佐賀県の集中治療の最期の砦”として、心臓血管外科や脳神経外科、小児外科などの手術後重症患者だけでなく、幼児から高齢者まで幅広い年齢層の重症患者に対し、人工呼吸、体外循環、血液浄化など集学的な治療を行っています。
麻酔専攻医プログラムの一環として、専攻医の受け入れも積極的に行っており、手術室とは違う集中治療管理に関し研鑽いただいています。
集中治療室外における活動としては、2009年より呼吸サポートチーム(RST: Respiratory support team)のコアメンバーとして活動している。専任看護師、臨床工学士とともに院内の人工呼吸器・NPPV・Nasal-High-Flow Systemが装着された患者に対し、安全で適正な呼吸管理が推進できるように病棟回診や講習会を行っている。
また、2022年より当院でも院内急変対応システム(RRS:Rapid response system)が導入され、院内急変対応チーム(RRT:Rapid response team)の一員として活動を開始しました。
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前麻酔科中島幹夫教授(初代ICU部長)より寄贈
(南極観測隊に同行時撮影) -
リハビリ
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リハビリ
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検査室
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薬剤管理庫・注射薬調整スペース
科別 入床延べ人数の推移
